#攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL

MAKI
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攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL

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少佐がバトーに"私が意識を失う前に..."と言ってそのあと何も言わなかったシーンがある。あそこで少佐はバトーに何を言いかけたのか考えてみた。結論から言うと「人形遣いにダイブして意識を失う直前、私は人形使いがまだ消えてない、もしくはまだ何かが私の中に残ったような感覚が今もある」ということだと私は考えている。少佐自身、人形使いがまだネットのどこかにいるのか、自分の電脳の中に何が残ったのか、自分と人形遣いの接続がまだ続いているのかなど恐らくわかっていない。バトーに言うのをやめたのは、自分でも説明できないからだと予測できる。7話のことはそれだけ少佐にとって大きく、少佐の中ではまだ続いていることが描かれたいいシーンだった。
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MAKI
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第8話 最初のアニオリとんでもなかったな。まず最初の「HELLO」の部分から。ここは原作にはない完全オリジナルのシーン。後の人形使い、P2501の視点から始まる。研究員が「HELLO」と見せると、「Hello i am project2501」と返している。「これは自分が何者であるかをこたえられるか」という基礎テストのようなものだと思えばよい。そのあと研究員がプログラムに合格したことを伝えると、P2501が今度は音声で"どうも"と回答する。それに対して研究員が驚いている描写が入る。ここが非常に面白く、重要なのは「HELLO」に返事したことそのものではなく、研究員が想定していた文字での受け答えより一歩進んだ方法で反応したこと。つまりこの段階で「与えられた命令を機械的に処理するだけのプログラム」からは少しはみ出す兆候が描かれている。素晴らしいアニオリが入っていた。 この時点ではまだ人形使いにはなっていない。ではいつなったのか? 公式の振り返りによるとP2501は6日のハッキングプログラムとして任務を遂行していくうちに自我を獲得し、単なるプログラムではない存在へ変化していったと説明されている。だから今回のアニオリを入れた。第7話だけだとなぜ人形使いが突然"私は生命体だ"などと言い出すのか分かりにくかった。だがこの描写があることにより、最初は「HELLO」と話しかけられるだけのプログラム(自我の兆候はあったが)で、ゲームを学習し、手加減という人間的な行為まで覚えて、世界中の情報に触れて少しずつ自分をっか疎くしていったことをしっかりと描写している。基本的にアニオリ好きじゃないけどここまで意味のあるアニオリをやってくれると嬉しいものですね。
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